プライマリーバランスの黒字化が日本を滅ぼす
政府は2025年までにプライマリーバランスの黒字化を達成させようとしています。
さて、プライマリーバランスとは何ぞや?
プライマリーバランス(以下、PB)の黒字化化というのは歳出よりも歳入を増やそうとする事です。
個人で言うところの出費を抑えて、入って来るお金の方を増やそうとすることでございます。
日本政府は、現在1200兆円ほどの債務を抱えています。
いわゆる借金ですね。
そして現在政府の1年間の収入は60兆円で、支出は100兆円ほどです。
このままだと破綻してしまうよ。だから、収入を増やして支出を増やさなくてはダメだ!
そこでとにかく増税やら、緊縮財政やらで新規国債を発行しないようにしている訳です。
これは確かに確かに個人レベルで行くと、正しい振る舞いです。
でも、国の政策としては間違っているのです。
なぜか?
現在日本では20年以上もデフレによって苦しめられています。デフレというのは、供給よりも需要が少ないために物価が下落していく状態の事を言います。
要は、物を作っても、物を欲しがらない人が多いために、値段を下げるしかない状態です。
物を安く売るしかないならば、当然あまり儲かりません。だから給料も下がります。
そして給料側下がれば、当然物を買うことも出来ません。
それ故に、物の値段をますます下げなければ売れません。しかし、そうすれば益々儲からないから給料が下がる。そして…以下省略。
こうしてみんながどんどん貧しくなって行きます。
これはお金が増えないと延々と続いてしまいます。
では、お金を増やすのはどうすればいいか?
そもそもお金ってどこから来ているものなんだっけ?
僕らが使っているお金には何て書いてありますか?そうです、日本銀行券です。
では日本銀行券ってどうやって手に入れることができるのでしょうか?
もちろん、働いてと言うこともありますが、そもそも給料を払う人も日本銀行券が無いと配れません。
とすれば誰かが発行してくれないとそもそも国民の手元には存在しません。
そうです。日本銀行がもちろん発行するんですよ。では、日本銀行が発行した券を僕らはどうやったら手に入れられるのか?
政府が国民に配るんですよ。配り方は色々ありますが、まずは配ってくれないと国民の手元に存在することはありません。
だから、お金がなくてデフレが深刻化しているならば、お金を注がなければいけないのです。
では、政府は今何をしているのか?
PB黒字化だ!そのためには緊縮財政だ。お金をなるべく政府の元から出て行かないようにしよう。
消費税増税だ。なるべく政府の元にお金が入って来るようにしよう。
こういうことをしているのです。
要はデフレを更に深刻化させているのです。
そりゃあ、貧困化していくのは当たり前ですよね。
だって国民からお金を巻き上げているんだから。
ではどうすればいいか?
簡単ですよね。財政出動をして、減税をすればいいのです。
でもそうしたら財政赤字が益々増えて潰れてしまうのでは無いの?と心配ですか?
そもそもお金って誰が作ってるんですか?日本銀行ですよ。そして日本銀行は政府の子会社です。
つまり、政府自体がお金を作り出しているのです。
だから、国債が増えたら、自分でお金を刷って返せばいいのです。
そんなこと出来んのか?出来るんです。
だから、それをすればお金が国民の手元にやって来て、みんなが物を買えるようになる。そしたら、物が売れるから給料も上がり、また物を買うことが出来るのです。
そうしたら、やがて物価も上がるのでインフレに入って行けるのです。
もちろん、インフレが行き過ぎれば、物価高になり困るので抑える必要がありますが、その時は財政出動を抑えたり、増税したりしたらすれば済むのです。
でも、政府はそれをしない。財務省も阻止している。
なぜか?
幾つか理由はありますが、まずはそれをやればインフレが起こるからです。
ん?インフレが起きたらいいんじゃないの?
もちろん、そうなんです。
でも、日本は20年もデフレだったのです。
もしこれでGDPも上がり、インフレが起きたら、今までの政策って何だったの?って話になります。
そうです。政策の間違いが明るみになるのです。
そうしたら、国民から袋叩きです。だから今更出来ない。給付金をあれだけ渋るのも納得です。
そしてもう一つ理由が実はあります。それは憲法9条の存在です。
は⁉︎なぜ9条が関係するの?
それはまた次回にでも。
ここまでお読み頂きありがとうございました。
